2017年10月13日金曜日
県外にいる息子へ・・・お母さんは元気よ
革で物を作り始めてどのくらいの月日が流れたのでしょうか ファーストの作品はクラッチバッグでした レザークラフトの技法をその当時東京で体験してきた母がその道具も購入してきて私にも勧めたのですが、素直でなかったらしいこの私はカービングの難しさに背を向けて、革を自分の思う立体に作っていく事に面白さを感じていたような記憶があります そんな私に母は何一つ文句も言わず、せっかく東京のクラフト社から買ってきた私用のカービングセットも棚の中にそのまま…なんという親不孝でしょう
でもあの36年前のあのきっかけがなければ現在はありません 母に感謝ですよね
ここmossaのレザー教室にもたくさんのお母さんが来られます 製作を進めながら時にはそれぞれのご家族 特に子供さんの事も話題に上がりますが皆さんそれぞれの子供さんの日々の幸せを願っておられることがお話の端々から伝わってきます
と言うことで前置きがちょっと長くなってしまいましたが、今回はそんなお母さんの作品をご紹介します
何という素敵な笑顔でしょう ご自身で作ってみたいと作図から製作工程の全て100パーセント自力での作品がやっと完成したのです
自分のイメージするバッグにする為には革はもちろんの事金具や芯そしてファスナーまで自分でじっくりと選択 これが成功のポイントかな
フラワープリントの革に合わせて黒の無地物にポンチでちょっとおしゃれな柄をポンポンと穴あけしてアクセント! いいでしょう 皆さん
今回は完成して写真撮る時に私 無理にお願いしました 「お顔を出しましょうよ 県外にいらっしゃる息子さんにその元気なお姿をお伝えしましょう!」
mossarockより 息子さんへ 「お母様はこの笑顔で毎週頑張っていらっしゃいますよ お父様からはおいしい自家農園作の野菜を戴いております おいしいです ありがとうございます」