2015年11月13日金曜日

今日のMOSSAの様子より



今日もMOSSAでは、革での物作りを楽しもうと年齢もお仕事等もそれぞれの方々が集まっていらっしゃいます  各自が御自身の作りたい物の完成に向けて1レッスン3時間の設定で皆さん結構必至に頑張っていらっしゃいます 初対面ですと最初はお互に遠慮されていますが、完成されて「ヤッター!」とおおきな声が出ると皆さん 見せて 見せてが始まりますし、「ヤダー失敗した」となってもドンマイ ドンマイの励ましの言葉かけが自然にどこからともなく出てきます これって物作り好きな人が作る喜びを体験し、更に周りの方々とそれを共有できるっていう楽しさであり、気が付いてみればこれはMOSSAのチームワークなのかななどとこの頃感じます
それでは今日も皆さんの作品を御紹介します

















いかがですか  大人のトートバッグって感じ よく出ていますよね  ブルー系の迷彩柄の革を発注して手元に送られてきた時には、中々インパクトがあり過ぎるような気がして私はちょっと心配していたのですが、こうして作品になるとGOOD!!!  これこそ大人のトートですね 持ち手の部分のみ黒であっさりまとめた事もこの作品を更によくしていると思います  個性的な革もこうしてきれいな作品に仕上がりました  お疲れ様です







ハイ・・・・お疲れ様でした  延岡から頑張って通って来られる男性の方の作品です
これまではカービングを主体にした物作りをされてきたという事で、さすがに一つ一つの工程を丁寧に進められています  シンプルな横長のこの形は中に入れた物がバッグ内で泳ぎすぎないのでとても扱いやすく、MOSSAでおすすめの横長トートです



中のパーツはハンプを使い、バッグの口回りは帯付きのファスナーしかもダブルファスナー仕様です これで防犯上も安全でしょう
次は何を作っていかれるのかな、楽しみですね
















皆さんのクローゼットに使えなくなったけど、捨てられないなんてバッグありませんか
MOSSAでは新しく革から作る事の他にアレンジ、修理などもご自身でしてみられませんかとおすすめもしています
今回のこの方の場合、本体は傷んでないのに持ち手部分が切れてしまったということで、ご相談がありました  さてさてどうしましょうか・・・バッグ本体と同じ革はありませんし・・・そこでなるべく似た革を選び持ち手の型紙を起こし、でもどうもスッキリしないという事になり、バッグ本体に使われているピンクからパープルへのグラデーションを意識して、持ち手の鈍いピンク系の中に強い発色のパープルの革を1センチぐらいの幅にカットして入れ込むということで、何とか収まりました  難しかったのは、この持ち手の幅の中に1センチ幅のリボン状の革を何か所入れ込むかです 諦めることなく何回も試されてこの5ケのアクセントでOK  きれいに落ち着きました この様にリメイクや修理は見た目以上にかなり難しく、面倒くさくもありで大変なのですが、この方の粘り勝ちです さすがです