2015年9月20日日曜日

真行君の筆箱のリメイク・・・成功!





つい先月夏休み中のことです
ある方が息子さんのかなりダメージのでた筆箱を持参されて、お気に入りのものだから何とか修理したいとの事でした  拝見して見ると中はプラスチック製、外はビニール製の小学生の筆箱としてよく見るものです
私的には、ちょっと無理かなと思っていたのですが、一応革も購入され、それからもう9月の後半です 今日久し振りのご参加  来店されるなり、完成しましたと見せてくださったのが下の画像です




筆箱本体の傷んだビニール製の表を全部取り除き、そのサイズに合わせてブルー迷彩の革を慎重に裁断して、中のプレスチックのケースのサイズに合わせて縫ってあります
それからここがこの方らしいのですが、自分で縫うのは当たり前、折角の夏休み 息子にも挑戦させようということで、この作品小学4年生の真行君が頑張りました  ひと針ひと針を丁寧に縫ったのです すごいですね 




そしてこれはお母さんのやさしさ
折角真行君が頑張って縫ったのだから、筆箱の底面が使っていくうちに摩擦で擦れていかないようにとの配慮から、底面には鋲を打ち固定しました はいこれで底の革も擦れていかないでしょう
それにしましても、革を使っての筆箱のリメイクを親子で楽しまれるなんて・・・・MOSSAで初めてのケースですし、とてもうれしい今日の出来事でした  しかも革でこういう工夫もあるのかともうびっくりするばかりです
「真行君 すごくがんばりましたね 細い針2本に糸を通して一目ずつ縫い進んでいくのは大変だったでしょう  でもこの筆箱は多分世界中で君だけが持っているスペシャルな筆箱だよ!すごいね